横浜市にて自然素材&高気密高断熱リノベーション
築33年の木造住宅を一軒まるごとリノベーションしました。
気密検査結果は、C値(隙間相当面積)1.1㎝。
お客様の感想「どこにいても冬は暖かく夏はさらっと。とても心地いいです。」
ダブル断熱施工、そして床下エアコンとダイキンの換気システムデシカを搭載し、高気密高断熱の家に生まれ変わりました。
リフォームプラン
■横浜市 A様邸
築33年木造二階建て(在来軸組構造)
一階 86.79㎡ 26.3坪
二階 61.28㎡ 18.5坪
延床 148.07㎡ 44.8坪
■性能、設備の主なご要望
1.外張り断熱
2.床下エアコンと第一種換気を併用
3.断熱性と気密性を重要視
4.キッチン換気扇はエアカーテン仕様
5.換気、除湿、加湿の機能をもつダイキンデシカを希望
6.玄関土間に床暖房設置
■間取りについての主なご要望
1.ユニークなリノベーションで、笑いのある伸び伸びした暮らし
2.広い空間で、無駄の少ない立体的な間取り
3.二階の子供室は初めはオープンに、いずれ成長に合わせて仕切る
工事完成後
■主な外部仕上げ
屋根:ガルバリウム鋼板平葺き
外壁:ラスモルタル下地リシン吹付
サッシ:APW330/YKK Low-eガラス
■断熱(外張り)
屋根:硬質発泡ウレタンフォームt=50
外壁:硬質発泡ウレタンフォームt=36
基礎:硬質発泡ウレタンフォームt=30
■換気/空調設備
第1種換気:デシカホームエア/ダイキン
キッチン換気:富士工業レンジフード/エアカーテン
床下エアコン:ダイキンEシリーズ
■主な内部仕上げ
床:杉無垢フローリングt=15
タイル、クッションフロア
壁天井:フェザーフィール塗装
リフォームポイント
ポイント1 外張り断熱
外張り断熱には2つのメリットがあります。
ひとつは家の中の温度差がつきにくいので、家の中のどこにいても冬温かく、夏涼しいということ。もうひとつは、構造材(柱や梁)を空気に触れさせることができるので、家の耐久性が高まることです。
※断熱材は経年性能に優れた高性能硬質ウレタンフォーム。遮熱性能に優れたアルミ箔の面材で覆われているものを使用(熱伝導率0.021W/mk)
ポイント2 床下エアコン
床下、壁の中に暖気を送り、家をまるごと暖める暖房システムです。
特徴
・家中どこに行っても温度差がないので快適
・床に寝転びたくなる
・過乾燥を防ぎ喉や肌にも優しい
・トイレや廊下、北向きの部屋もじんわり暖か
・ホコリを巻き上げずハウスダストの心配なし
※リフォームの場合、建物の構造により設置が不可能な場合もあります。詳細はご相談ください。
ポイント3 エアカーテン機能付きの換気扇
実際に一年使ってみた感想「効果はかなりあります」
※需要が少ないせいか、販売は縮小方向にある様です。検討される方はメーカーへご確認ください。
ポイント4 間仕切りのない開放的な間取り
筋交い(ブレース)も現しにしてオープンに。明るさと風通しが抜群です。
ポイント5 欄間の再利用
以前あった書院欄間をリメイクして天井の照明カバーに使用しました。安全のためガラス板をはずして乳白色のポリカ板に変えました。
大切な思い出、職人の匠の技を残していくことも、リノベーションの面白さのひとつです。