昭和の家を断熱リフォームして暖かい家で暮らす。
東京都練馬区 [戸建住宅]
冬暖かい家にしたい
昭和初期に建てられた建物を、断熱補強して冬暖かく、夏は風通しのいい間取りにしたいというご要望にお応えした事例です。
木造瓦葺二階建て
延床面積:55.57坪
家族構成:母+夫婦+子二人
耐震性や断熱性を高め、ご家族が安心して暮らせる家を目指して工事をさせていただきました。壁と天井には樹脂などの混ざりものがない100%天然素材の漆喰を使用。結露やカビにも強い漆喰は、硬く、ポロポロ落ちることもありません。メンテナンス性も良い内装材です。
断熱リフォーム 工事内容
外壁塗り替え:ジョリパット仕上げ(ゆずはだ)
玄関ドア・サッシ交換:断熱ペアガラス
床:バーチ(サーモウッド)床暖房用
壁:漆喰、エコクロス
天井:エコクロス
造作:タモ集成材
床暖房:電気式床暖房
スケルトンリノベーション
写真は室内側の内装と下地を解体した時の様子です。
耐震補強が必要な部位には筋交いや構造用合板で補強しました。
屋根、壁、床下には、断熱性能が高く湿気に強い板状の断熱材を入れました。
サッシは全て断熱性・防露性の高い複層ガラスに交換しました。
吹き抜けと天窓を新設
既存の二階床を撤去して新たに吹き抜けをつくりました。窓から差し込む陽射しで一階の隅々まで明るくなりました。
吹抜けを囲む二階の手摺は和を意識して縦格子に。天井には褐色のシーリングファンを設置。
吹抜け中央にある梁はホゾ穴もそのままに現わしとしました。
天窓のあるサロン
家族が集まるサロンには新たに天窓をつくりました。
天窓は手動で開閉可能です。暑い季節はここを開けて縦の室内換気を図ります。天窓は日射を遮るブラインド付きです。
庭を眺めながらこのサロンで過ごす休日はとっても心地よさそうです。
玄関近くのベンチはとても便利
座って郵便物を仕分けしたり、帰宅時にちょっと荷物を置いたり、季節毎の設えを楽しんだり、玄関横のベンチは色々な用途で使えます。
玄関横の大きな窓は、庭に面しているのでカーテンを付けませんでした。庭の木々を楽しめる明るい玄関です。
かつての家族の思い出を大切にしながら、これからもここで家族と仲良く暮らしたい。そんな思いを実現したリフォーム事例です。