築44年の木造住宅をデイサービス施設として再利用
東京都調布市 [戸建住宅]
戸建て木造住宅がデイサービスのステーションになりました。
断熱と構造の強化、内装と外装を一新して暖かくより明るいデイサービススペースに。
テーマは「一日多笑のスペースづくり」でした。
リフォームプラン
◆間取り変更
宿泊できる個室を3つ新設。トイレは事故のないよう、あえてコンパクトに配置。
洗面室を広げて入浴の際にゆったり着替えができるよう変更しました。
◆構造補強・木材劣化対策
間取り変更による柱の移動で梁補強。床・天井の火打を各所に追加しました。
◆ホウ酸による白蟻対策
ホウ酸は白蟻対策と同時に木材劣化対策として効果があります。
◆省エネリフォーム
床と壁の断熱改修。サッシの一部を断熱ペアガラスに交換。
◆内装
メンテナンス性を考慮して、ふき取りできるクロスとクッションフロアを採用しました。
◆無垢材
談話室の壁は無垢の杉材を下見板張りしました。
計画段階のパース
計画段階でのご提案したパースです。
明るい色、楽しいデザインを意識して採用しました。
天井板を壁として再利用
和室の天井板を剥がし、使えそうなものを洗って壁に市松模様に張りました。
外観
使用していなかった戸袋を撤去してすっきりした外観に。
外観はどなたが見ても明るくて品よく感じられるように、色配分もじっくり打合せして決めました。