東京八王子市・築40年の木造住宅を高性能住宅にリノベーション / 東京でのリノベーション

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施工事例・お客様の声

東京八王子市・築40年の木造住宅を高性能住宅にリノベーション

東京都八王子市

ご両親が住んでいた築40年の木造戸建て住宅をリノベーションしたい…とご依頼いただきました。

・冬暖かく、夏涼しく過ごしたい→「断熱補強」(断熱性能等級5)

・大きな地震でも安心して暮らしたい→「耐震補強」(耐震性能等級2)

・心地よく健康に生活したい→「自然素材」(無垢フローリングと漆喰の壁)

 

断熱・耐震・快適さ。3つの性能を高めるリノベーションで、思い出のつまったご実家が生まれ変わりました。

 

Before⇒After

Before

Before

After

After

After

After

After

After

After

After

 

 

 

内装は自然素材をたっぷり使って

床は桜の無垢フローリング。壁は漆喰(一部、エコクロス)。

湿度を調整する性能のある「自然素材」を使って、心地よく快適に過ごせる室内空間をつくりました。

桜の無垢フローリングは、夏はさらっとしていて、はだしで過ごすのが気持ち良いです。

After 桜の無垢フローリング

After 漆喰を塗った壁

なお、当社がおすすめしている漆喰には化学糊や樹脂が混ざっていません。
調湿機能だけでなく、消臭や抗ウィルスにも効果があるという実験結果があります。

 

 

無垢フローリングもOK!低温式の床暖房

一般的に、無垢フローリングに床暖房は使えないと言われますが、この家では、無垢のフローリングにも使える低温式(湯温60度)の床暖房を敷設しました。

冬は、足元からポカポカと暖められます。

工事中 無垢フローリングでも床暖房が可能です

 

 

 

壁や間仕切りを減らして、のびやかに広がりを感じられる間取りに

6畳、4畳…と小さな部屋に区切られていたご実家。
新しい間取りは、大胆に壁を取り払って、広がりを感じられるような大空間になりました。

どの部屋にも、廊下にも、光や風が入るようになり、家全体が明るくなりました。

After 間仕切りの少ない間取り

After 南側の部屋から階段にも光が届く間取り

After 階段や廊下も風通しと明るさに配慮

 

 

キッチンはタカラスタンダードのホーロー製

耐久性のあるホーローは根強い人気です。磁石が使えるのも便利ですね。

After タカラスタンダードのキッチン

 

キッチンの横には、家電製品を収納できるスライド扉付きの棚を天井まで造りつけました。
電子レンジやトースターなどが置けるように、棚の中にコンセントをつけてあります。

タカラスタンダード

ガス台横には造り付けの収納棚(コンセントつき)

パントリー

扉を閉めることができる収納

 

 

玄関土間は古い家の風合いをそのままに

玄関ドアはYKKヴェナート。色は落ち着きのあるガナッシュウォールナットをセレクトしました。

玄関土間は、日本伝統の左官技術のひとつ「洗い出し仕上げ」だった古い家のものをそのまま残しました。

 

玄関ドア

After 玄関ドア「YKKヴェナート」

洗い出し仕上げの玄関土間

After 洗い出し仕上げの玄関土間

 

 

 

工事のポイント/断熱リフォーム①「窓」

熱の出入りの50%以上は窓から。夏の暑い日差しや、冬の冷たい空気は窓を伝って家の中にやってきます。

窓の断熱の性能を高めることで、冬温かく、夏涼しい家を実現できます。

この家の窓の断熱工事は、場所や日常の使い勝手により、ふたつの方法を選択しました。

リビングの掃出し窓は、開け閉めが多いことから、断熱ペアガラスのサッシに枠ごと交換。

窓のリフォーム

After 窓のリフォーム「ペアガラスサッシ」

 

一方で、洗面所の小さい窓や、頻繁に開け閉めしない窓は、既存サッシをそのままにして、内窓を設置した2重窓としました。

2重窓リフォーム

After 内窓を追加して「2重窓」に

After 2重窓のクレセント(鍵の部分)

 

全ての窓を断熱ペアガラスのサッシへ変更すると、費用が高くなります。

予算にあわせて、どの窓をどうやって断熱するか…お客様との打ち合わせの中で、ベストな方法をご提案しています。

 

 

新規サッシ:YKKエピソードⅡネオ
内窓:YKKプラマードU

 

 

 

 

工事のポイント/断熱リフォーム②「壁」

壁の中の断熱材は、既存のグラスウールをすべて撤去して、厚さ50ミリの押出法ポリスチレンフォームの断熱材を新たに設置しました。

ポリスチレンフォーム断熱材は、グラスウールに比べて、施工の手間がかかりますが、断熱性能が高いのが特徴です。さらに、湿気を含みにくく、内部結露を起こしにくいから、家を長持ちさせてくれるというメリットがあります。

ポリスチレンフォーム断熱材を柱や梁の間にはめ込むために、柱や梁の形に合わせてカットして、丁寧に施工。隙間は発砲タイプの断熱材で埋めていきます。

断熱材

工事中 ポリスチレンフォーム断熱材を柱と梁の間に施工

断熱材:ミラフォームラムダ50ミリ

「この家は冬がとても寒い」と奥様がおっしゃっていたご実家ですが、断熱リフォームで、断熱等級5(断熱等性能等級5)のグレードになりました。

 

 

 

工事のポイント/耐震リフォーム①「柱・梁」

大幅な間取り変更のため、室内側は、床、壁、天井をすべて解体しました。
構造の全容を確認してから、柱や梁など構造材の追加や金物補強の確定をしていきます。

強度計算をして、柱や梁に耐震金物を設置しました。

工事中 建物の強度を高めるための金物①

耐震金物

工事中 建物の強度を高めるための金物②

 

工事のポイント/耐震リフォーム②「基礎」

柱や梁や壁を補強しても、土台である「基礎」が強くなければ、「地震に強い家」とは言えません。

基礎に鉄筋が入っていなかったため、新たに鉄筋コンクリートで基礎の増し打ちをしました。

工事中 基礎の増し打ち

 

耐震補強工事を行って、この家は「耐震性能等級2」を取得しました。

 

 

 

まとめ・性能向上ポイント

断熱性能
省エネ5等級レベルにアップ
断熱材は、床下・外壁=ミラフォームラムダ50㎜、天井=グラスウール105㎜を使用
サッシは、YKKエピソードⅡNEO(アルミ樹脂複合)、内窓プラマードUを使用

耐震性能
耐震2等級レベルにアップ
基礎の増し打ち、木造部分の耐震補強、構造金物の設置

調湿性能
無垢の木、呼吸する壁や天井材により、室内の調湿性能アップ

健康性
無垢の木にも使用できる低温輻射式の床暖房で冬の室内環境もアップ

 


 

リフォーム・リノベーションは、「古く、汚れたものを綺麗にする」だけでなく、より安全でより安心できて、より健康的に暮らすことができるように、家の質を高めることをご提案しています。

今回は、

・冬暖かく、夏涼しく過ごしたい

・大きな地震でも安心して暮らしたい

・心地よく健康に生活したい

 

とのご要望から、「断熱補強」「耐震補強」「自然素材」で、断熱・耐震・快適さ・の、3つの性能を高めるリノベーションを行いました。

家の質を高めるリノベーションなら、安心で安全、そして健康的な暮らしを実現できます。

 

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