木造アパートを耐震断熱リノベーション
東京都狛江市 [アパート]
木造アパートのリノベーション事例です。
キッチンやユニットバスの交換はもちろん、基礎や構造の耐震補強、木の呼吸を止めない断熱補強、ペアガラスに交換、ホウ酸によるシロアリ対策など、省エネで環境にも優しいアパートに生まれ変わりました。
リノベーション計画 Before
木造二階建てアパート(築35年)
延床面積約33坪(1k×6戸)
リノベーション計画 After
主な工事
1. 耐震補強
耐震診断に基づき、筋交いや梁などの構造材を補強しました。
腐食していた構造材を交換しました。
2. 基礎の補強
既存の基礎コンクリートを炭素繊維シートと専用の樹脂により固め、割れに強く、耐震性を向上させました。
3. 屋根の軽量化
地震に備え、瓦からガルバリウムへ葺き替えて屋根を軽くしました。
4. 断熱補強
木材の耐久性を保ちながら、室内の冷暖房効率をあげるため、床下や壁の中の「空気の流れ」を止めずに断熱補強をしました。
シングルサッシをアルミと樹脂の複合ペアガラスに交換しました。
5. ホウ酸によるシロアリ対策
木材を劣化とシロアリから守るため、土台や柱にホウ酸を散布しました。
6. 内装工事
キッチン、浴室、トイレ、建具は全て交換。
床、壁、天井も全て張り替えましたので、室内にいるとまるで新築です。
7. 外壁再塗装
明るいオレンジ色に塗り替えました。
8. 外部塗装
鉄骨階段は錆止めの塗装、外部はオレンジと白で統一しました。
9. 外構工事
道路際には、レンガを積んで植栽を植えました。
道路際にあるのはハイノキとおたふく南天。南の庭に植えたのは株立ちのシマトネリコ。