八王子にて漆喰と無垢の木と断熱リノベーション~建て主様インタビュー~
東京都八王子市 [戸建住宅]
ご実家で一人暮らすお父様との同居を決めたKさんは、ご本人が喘息をお持ちだったこともあり、リフォーム工事の第一希望は、「化学物質をなるべく使わないこと」でした。工事前には、図書館でたくさんの本を借りて読み、壁は漆喰にしようと決められたそうです。
入居して10ヶ月を過ぎて
インタビュー「この会社に決めた理由は何ですか?」
Kさん
こういうことがしたいというと、全力で検討してくれる姿勢。全てこれに尽きるように思います。
業者の多くが「そんなことできない」「それは素人の発想」的な雰囲気を出したり、提案ではなく「押し付け」になったりしている中、エアサイクルハウジングだけはこちらの希望を丁寧にくみ取って検討、提案してくれる姿勢が気に入りました。
無添加の漆喰で施工してくれる工務店を見つけるのはとても大変で、他社にも相談してましたが、希望より漆喰の厚みが薄かったり、要望が反映されていなかったりといった経緯をたどり、最終的にこちらにお願いすることに決めました。
キッチンからリビングを眺めた様子
(工事前)
以前はリビングの向こうに和室があり、壁とふすまで仕切られていて、手前にあるリビングやキッチンから南の庭を見ることはほとんどできませんでしたが、キッチンから南の庭まですべてが見渡せるようになりました。
キッチンにいてもお子様たちの様子が良く見えて、さらに視線が庭まで抜けて広々と開放感があります。この空間は家族みんなでごはんを食べて寛ぐ、大切なスペースです。リビングの床は、傷つきにくいナラのフローリングを使いました。
室内の床と壁を解体し、
①断熱補強と構造補強
②内装材には自然素材をふんだんに
そしてドアや照明器具など使えるものはできるだけ再利用することを心がけました。
自然素材にこだわって、漆喰、土壁、そして国内契約栽培の稲わら畳を使用
8畳の和室は内装リフォームしました。
和室の畳は、化学薬品不使用の畳に、ふすまは手すきの和紙を、壁は樹脂を含まない自然素材の糊土壁に塗り変えました。
南側の縁には内窓を設置し、床には断熱材を敷きこんでいますので冬の寒さも緩和され、柔らかい日差しのある和室に。
洗面台はオリジナルで製作しました
隣にある浴室の引戸レール部分の掃除がしやすいように、洗面台は正面の壁付けです。ボウル、水洗、タオル掛け、カウンターのタイル、ミラーボックスは、ショールームでじっくり時間をかけて一緒に選びました。
無垢フローリングもOK!低温式の床暖房
床暖房で、冬でも暖かく過ごせます。
床暖房は無垢のフローリングにも使える低温式(湯温60度)を敷設しました。
大好評の電動式外付けブラインド
通風・日除け・セキュリティ対策で大好評の外付けブラインドです。
ブラインドの羽の角度が調整でき、夏の風通し、日射遮蔽、目隠し、そして夜も窓を開けたままで過ごせてセキュリティ面でも安心
と、使った方皆様に好評いただいてます。
特に南側に大きな掃き出し窓をつくる場合は導入をおススメします。
漆喰の魅力
「身体に負担のかかるものは使いたくない」
それがこのお客様の当初からのご要望でした。
◆実際に住んでみて(奥様の感想)
もともと、お城や蔵の壁のつるっとした感じとか、中に入った時のひんやり感、ぴんとしたすがすがしい空気、そういうのが好きでした。漆喰が湿気を吸ってくれるので空気が綺麗になる感じがします。それが一番の魅力ですね。
あとは、掃除が楽です。
黄ばんだりしないし、ほこりもつかない。私、掃除が嫌いなんです(笑) いかに掃除の手間を省くか、いうのもリフォームの大切な要素だったので、壁を掃除しなくて良いっていうのは、私にとってはポイントが高いですね。昨日、総勢40名のバーベキュー大会を開催したんですけど、バーベキューの匂いが残ってないんですよ。部屋の中までモクモクになるくらい煙でいっぱいだったんですけど、匂いが残ってないのは漆喰のおかげかな…と思いますね。(奥様)
当社がお勧めしている漆喰には化学糊や樹脂が混ざっていません。
20年も前から壁や天井に使用させていただいてますが剥がれやクラック等のトラブルがありません。漆喰の効用に加え、その実績を評価いただき、すべての壁と天井に漆喰を採用いただきました。
家族みなさんの手形を漆喰壁の一部に。