家族がシックハウスに。きっかけは新築マンションの臭いでした
東京都港区 [マンション]
都内新築マンションを購入されたTさんは、契約後の内覧会でご家族にシックハウスの症状が出てしまいました。
「建材の成分が揮発したのでしょう、弟は気分が悪くなってしまい…今のままでは暮らすことができません」
そこで化学物質を吸着して身体の負担を軽くできる様に、漆喰を使って内装リフォームさせていただきました。
リフォームプラン
リフォーム内容
・リビングダイニングと主寝室の壁と天井に本漆喰を塗りました。
・リビングと隣の個室を仕切る壁を撤去して、引戸で開放できるようにしました。
・バルコニーに木製デッキを施工しました。
【お客様の感想】
漆喰にしたら新築特有の臭いがなくなりました。
エレベーターやロビーは新築の臭いがしますし、家の中でも、漆喰を塗っていない靴箱の中やトイレは新築の臭いがするので換気していますが、漆喰をした箇所は臭いが消えました。漆喰の「臭いを吸着する力」を感じます。
シックハウス対策には100%自然素材の漆喰をお勧めします。
漆喰のパターン
漆喰の仕上げは様々なバリエーションがありますが、このお宅では、表面を粗くした仕上げにしました。
粗く仕上げることで、表面に細かい凹凸が出来、臭いの吸着や調湿機能をさらに高めてくれるからです。
キッチン一部にトルコ漆喰でアクセント
キッチン奥の壁は、トルコ漆喰のタデラクト仕上げでアクセントをつけました。
タデラクトは大理石のようなつるっとした質感で、多様な色の仕上げが楽しめます。テラコッタ調にも感じられる明るいオレンジ色に仕上げました。
ドアと壁を撤去して4枚引き戸で部屋どおしを繋ぐ
リビングと個室を仕切る壁を一部撤去してチェリー材の4枚引き戸に。開放すれば大きな広がりのある空間になります。
バルコニーにウッドデッキ
【お客様のご感想】
きれいにつくっていただいて、住まいの価値を加えていただいたんじゃないかと思っています。
殺風景なバルコニーも素敵な空間になりました。
落ち着いたらガーデンファーニチャーを置こうかと思います。
ここは晴れている日は西日が強いので、夏はゴーヤでも育てようかと思っているところです。